かの有名な雑誌・フォーカスの表紙を飾っていたのが「三尾公三氏」です。
何かしら?何が描いてあるの?!どうやって描いているの?
と、はてなマークが幾つもついていましたので、本物を鑑賞出来るのは嬉しい限りです。
アクリル板には石膏を溶いて塗ってから、エアーブラシで描いておられます。
マットな仕上げ方をされてます。人の手でする印刷とも言い換えられる、のだとか?
一部、手書きもございます。また、視覚のマジックなるものも展示してあって、圧巻です。
作品、デッカイです。フォーカスの表紙も展示してあって、原画と見比べられます。
梅原猛氏によれば「無機質なるエロチシズム」ほんまもんを拝見いたしますと、各自の中のそれが無機質だからこそ、湧き上がってくるのかもしれません。
大きさ、質感などやはり大量に印刷される「フォーカス」では味わえない良さを発見出来ました。
この厚みのある企画展が今回もまた”無料”なので、必見ですよ!
展覧会は5月12日まで。
ゴールデンウイークも月曜のみ休館で、祝日はオープンしています。
文責:京おはるぅ~
生誕90年 三尾公三展 ―幻想空間へのいざない―