細見美術館で開催中の「しむらの色」後期展示へ行ってきました~ 15時に行きました。すると…
何と、何と、志村ふくみ氏ご本人と遭遇したのでありますぅ~! 大感激、大興奮でございます。 ちょうど後期の初日だったこともあって、視察にご来館されておられました。学芸員さんと確認作業をされてました。そして、タイミングを見計らって握手して頂けました。 それはそれは柔らかなお手々でした。てっきり、過酷な作業でお手々は固く、そして荒れておられるのであろうか?と妄想しておりましたが、あっさり裏切られました。それどころか、「お箸より重い物を持ったことおへんのぇ~」と仰せになる御姫様みたいな、ふっくらと柔らかくて優しい感触でございました。 さて、館内はゆったりと空いておりまして、平日夕刻が狙い目です。 着物の鑑賞には想像力が必要です。 少し作品から離れまして(ですからスペースが確保できる空いている空間が必要です)腰紐の位置を決めて、帯の景色も、八掛の色も、帯揚げ帯締めもイメージいたします。
あくまでも、主観の世界ですが、無難な帯の色は白の塩瀬です(笑) 紬には、塩瀬の帯!そして、八掛は共色の濃い色だったり、薄い色だったりします。 若い頃なら補色もありだったのでが、最近無難なチョイスです。 勝手に、展示品がまるで自分の着物であるかのようにイメージいたします。 至福の時は、誰の縛りも受けません… 展覧会は5月6日まで。
文責:京おはるぅ~