酷暑なりゃこそ、緑の木々に包まれた「アサヒビール大山崎山荘美術館」最高です。
JR山崎&阪急大山崎に送迎のマイクロバスが定時に来てくれます。(お昼休憩有り)
急な坂なので、往復、共にマイクロバスのお世話になりました。
京都市動物園とのコラボ企画中でもあって、小学生が宿題なのでしょうか?チラホラ保護者同伴でご来館。
この美術館に訪れるのは久しぶりで、「夢の箱」(山手館)という別館が増設されておりました。ベネッセアートサイト直島で感動した”須田悦弘氏”
彼の《睡蓮》が、漆黒の水面の上に静寂を纏って素敵です!
また、「地中の宝石箱」(地中館)も改装されていて、モネの《睡蓮》が、以前より鑑賞し易くなってました。
チャーミングなジョアン・ミロの作品も楽しめました。
そうそう企画展では、動物の図案が草書的に自由に伸びやかで、とっても素敵でした!
常設でお馴染みだった、バーナード・リーチの器も、まるで使い込んで我が家の器のような錯覚を覚えるくらいに、しっとりと自然に感じました。
大皿は、結構大きいのですよ。
お金持ちの別荘にお呼ばれしたような、嬉しいワクワク感・・・
2階へ上る階段にとってもエレガントなステンドグラスがあります。
タイミングよく演奏されたオルゴールでますます、ロマンチックな少女気分の妄想をかきたてます。
暑すぎてテラスでお茶をする方は、おられませんでしたが、伸びやかに広がった景色が喧噪の都会から、特別の空間の特別の世界へ誘ってくれるのです。
片影になって、いつもの8月中頃なら涼やかな風に吹かれるのですが、今年は格別です。
断熱材などがされていなかった頃の建築ですから、扇子パタパタ、首からタオルスタイルにて鑑賞させて頂きました。
温室の通路もエアコンが効かないレベルの猛暑でしたし、《睡蓮》の地下がヒンヤリした分、階段を上ると温室状態になっておりました。
それでも、大満足のアサヒビール大山崎山荘美術館です。
エレガントに、進化してました(笑)
街中から少し離れているだけで、別世界が待っておりますよ~
森林浴も兼ねてぜひいらしてみてくださいね!
文責:京おはるぅ~
バーナード・リーチのうつわに跳ねる動物たち