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特別展観 遊び(京都国立博物館)を観てきました

投稿:2013年8月21日

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今年の最高気温はどこまで記録更新するのか!
涼を求めて国立博物館に来ました。

いつも通りの少し照明をしぼった館内が涼しく感じられます。
いつもは暗くて残念に思うのですが…(いい加減な人間でごめん!)

 今回のテーマは、「遊び」、昔の遊びと遊び心、どんな素敵な出会いがあるか?

入口すぐの所に、「目録」と「小学・中学生向けワークシートが置いてありました。
会場案内図がワークシートに載っていたので、参考にしながらゆっくり双六遊びの気分で見せてもらいました。

9章に分かれての展示でした。
展示品は大小全部で128点と多い。

1章「神々から人へ」は、もともと遊びは神々のために踊ったり、競馬・蹴鞠・相撲を捧げたりから始まり、やがて人々の楽しみのために催されるようになったとのこと。古墳時代の鈴釧(鈴の腕輪)や青銅鏡の歌舞像や、秞下彩鹿島踊図皿の躍動感あふれる踊りの様子など神々から人への導入にふさわしい品々。(秞下彩鹿島踊図皿の作者のG.ワグネル氏というのは、岡崎公園に顕彰碑もある著名なドイツ人らしい)。私の生家近くの上賀茂神社の競馬を模様にした小袖なども美しい。

2章酒宴のたのしみ、3章年中行事、4章遊山、5章遊興、6章清遊と、屏風や絵巻でその様子が楽しめ、また、貝桶・合貝は雅で可愛い。

長沢蘆雪の群猿・唐子図屏風のお猿の表情もおもしろい。(7章動物のたわむれ)

9章「子供の遊び、雑伎、曲芸」のコーナー、様々な場面の御所人形に、テレビとゲーム、塾に明け暮れる現代の子供にはないこどもらしさを思い出しほっとする。権力者秀吉の子の玩具船の大きさや仕掛けの説明にも驚きました。

出口近くに模型があるとの説明に気がつかず会場を出てしまいましたが、次の予定があるので、2時間近くでざっと見せていただきました。

今回のようなテーマで時代を縦覧するのもおもしろく楽しいひとときでした。

文責:笑吉

特別展覧「遊び」



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