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京都工芸繊維大学→大谷大学

投稿:2013年8月 8日

京都工芸繊維大学「京都からアフリカへ」

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京都工芸繊維大学の美術館は、「美術工芸資料館」と申しますそうなぁ~
私、「コウセンの美術館」と申しておりました。20数年前に行ったきり、久しぶりの訪問です。

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地下鉄「松ヶ崎」出口1から地上に出ますと、男子学生さんが足早に大学方面へ歩かれているのです?大学の敷地内の北西に自転車不可の看板があってそこからも入れます!
暑い時ことのほか、近道発見はありがたいものです。

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夏休みちゃうのん?と、思い込んでいたのですが、見事に裏切られました。大勢の学生さんがお勉強に来られてます。
その証拠に、学食が満席でした。(笑)
そして、シースルーの車椅子対応のエレベーターや心臓のために、AEDが分かり易い状態に設置されてました!

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さて、今回の展覧会は関連企画・申し込み不要の日程に驚きました。
最終日にギャラリートークがあるのです=10日(土)14:00~ 集合場所:美術工芸資料館1階受付付近

1階では、コレクションのポスターが惜しげもなく自然光が差すエリアに展示されてました。
教授及び学生のデザインのコーナーでは、あの浅井忠の作品が展示されていたり、昆虫・貝などの見本が展示されてました。

2階が今回の企画展「京都からアフリカへ 大同マルタコレクションにみる1960年代京都のナ染産業」。
沢山のコレクションが国別に展示されておりました。

インドのサリーや更紗コーナーでは、染め帯に”持って来い”的なものが多くて、盗みたい衝動を押されるのが大変でした(爆笑)
輸出産業で、京都からアフリカへデザインが届いていたことも驚きだったのですが、河川の汚染問題も出て来て”緑色”を試行錯誤されていたことも驚きでした。

最近では外貨の変動が円高で最高潮に達して、日本から輸出されなくなったそうで、今回の企画展でしみじみと、資料の整理と学問的見地からも保存の大切さを感じました。

展覧会は10日(土)まで。 日曜・祭日休館です。

京都からアフリカへー大同マルタコレクションにみる1960年代京都の捺染産業

 

大谷大学博物館の「伊能忠敬の日本図」展

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こちらは会期が8月5日までだったので、コウセンとかけ持ちで、時間延長の金曜日の夕方に行ってきました。
大谷大学博物館10周年記念・2013年度特別展というだけあって、デッカイ地図がデェ~ンと鎮座しています!

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のぞき込んで鑑賞するので、ついつい指紋をつけたりハンドバックや荷物を置いてしまいそう…
注意として、荷物を置かないで下さい(笑)って張りだしてありました。

地図は軍事的にも流出が懸念されて、諸外国では大切に堅守されているそうで、地図学的なジャンルがあるそうです!
日本はこのジャンルが大幅に遅れている…
と、京大博物館の館長さんのお話より、小耳に挟んでいたものですから、今回も興味津々で寄せていただきました。

実際、測量に使用されていた本物は「国宝」だそうで、レプリカが展示されてました。
その、簡単な測量機であれだけの精巧な地図が完成されているのに驚きです。

神戸博物館にも「伊能地図」があるのですが、学芸員さんによりますと、伊能氏が実測されたエリア以外は<弟子が測量したエリア>色を変えて描かれてます。
弟子達の手柄で完成したことを、伊能氏が讃えたそうです。

そのような経緯からも、”伊能地図”には敬意と興味があるのです。
とても満足の、素敵な企画展でした!

大学の美術館や博物館は、ちょっと華やかさには欠けるような気がしていませんか?
ところが実際に訪ねてみると、とっても素敵な企画展が繰り広げられておりますのよ~

大谷大学博物館は、金曜日は午後7時まで延長。大学フレンドシップ加盟校の学生さんは無料です!

大谷大学博物館10周年記念 2013年度特別展「伊能忠敬の日本図」


文責:京おはるぅ~



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