泉屋博古館で「仏の美術展」が開催されてます。
私達ボランティアは、常設展の解説のお手伝いをさせて頂いております。
腕に赤い腕章をしておりますのが目印です。お気軽にお申し付けくださいね。(汗:)
その解説が少しでも分かり易く、間違いが無いように、できますようにと、夏期や冬期の閉館時に研修会があります。
この夏は3回ございました。
それは新たに展示される青銅器は無論ですが、お借りして展示してある青銅器についても教えて頂けます。
今回の会期前日の研修会では、実際学芸員さんがガラスケースを開けて青銅器を取り出し、裏側や、鈴などが付いている作品など鈴の音を聞かせて下さって、一同、大感激し3000年前の音色に感動いたしました。
今をもって作り方が解明されていない青銅器も多く、中国の歴史は毎年塗り替えられているのが愉快ではありませんか?
この夏休みに、台湾の故宮博物院に行ってきました。3時間たっぷりのスケジュールだったので、大満足かと思いきや・・・・
開館と同時に行ったのですが、中国からわざわざ台湾へ観光に来られていて、想像を絶する中国人観光客で直ぐに満員になってしまってゆっくり鑑賞できない酸欠状態に陥りました(笑)
途中、最上階の眺望のよいレストランで”お茶”したりして、折れそうな心を立て直して「青銅器」コーナーに再チャレンジできましたが、如何せん中国語!
泉屋博古館青銅器の研修会で<ゆう>とか<げん>とか尊<そん>とか使用目的が分かっていたので、とっても青銅器が愛おしくって至福の時間が持てましたよ。
ミュージアムショップで思わず「わぁ~同じ文様やん!」=泉屋博古館にある<見ゆうなどの文様に似ている>と買い求めたマウスパッドには、鳳凰か?孔雀の原型みたいな優雅な鳥がプリントしてありました。
台湾故宮博物館にいらした方も、これから行かれるご予定のある方も、入門編的に泉屋博古館の常設コーナーの青銅器をご覧になりにいらっしゃいませんか。
私はまだまだヒヨコのボランティアガイドなのです。
青銅器をまったく知らなかった事がとっても勿体なく感じました。それは、先輩のボランティアさんに解説して頂いてとっても感激し、開眼した次第です。
この喜びを少しでも多くの方にお伝えしたくって、まだ、入門編の簡単な解説しかできないのですが、そんな経緯で少しずつお勉強を始めたところです。
無論、「仏の美術展」この企画展の仏像は圧巻ですぞ!~10月20日まで
文責:京おはるぅ~
秋季展 仏の美術 ―ガンダーラから日本まで―