「さくら」展@美術館「えき」KYOTOへ、開催初日の3日に行って来ました。
夕方5時半だったので、空いていてしっかりゆったり鑑賞できました。
お目当ては、上村松園の「桜可里」…ウッドワン美術館所蔵です。
ウッドワン美術館は広島から延々バスに乗って到着する、スキー場でもある山奥にあります。
昨年、11月の28日に寄せて頂いた時は、降りしきる雪で難儀いたしました。
そこから、遙々と届けて頂けて、嬉しく拝見いたしました。
タイトルに~日本画にみる~とありますような、名だたる作家さんの妖艶な「さくら」が「えき」美術館に爛漫でございました。
開催は4月22日まで。
また、前日の夕方に細見美術館へ行きましたら、奇跡の独り占め状態。
大きな素晴らしい屏風を遮るものなく鑑賞できまして、とっても幸せ者でした。
「麗しき日本の美」展は、多彩なコレクションから毎回テーマを設けて作品を選び展示するシリーズ展で、今回で第3回目。
今回は、春の開催にふさわしい花見の様子を描いた重要文化財「豊公吉野花見図屏風」や「北野社頭図屏風」といった華やかな屏風をはじめ、茶の湯の道具や宴の調度品など、季節を彩る美術品を展示します。。。
と紹介さておりますとおり…豪華絢爛…
それらの屏風を座り込んで、拝見したり、描かれていた花見弁当に、よく似た立派な蒔絵の花見弁当がすぐ近くに展示してあって、とってもとっても心にくい展示でした。
また、椅子に座ってゆっくり拝見できますので、全体の構図も読み取れて、自己流ですが絵解きなどを出来て嬉しかったです。
これからの季節はどこもかしこも、観光客で満員になります。
疎水のお船
疎水の桜
対してお昼の11時半にうかがった京都三条文化博物館では、メインの入り口を閉じられ、入場制限をされてました。
溢れる入場者に、びっくりしました。
確か、お蕎麦屋さん近くの入り口を開門されてました。(笑)その門の外にも蛇行していて、紫外線バンバンのために日傘のお客さんもいらしてました。
それで改めて、午後4時頃に再チャレンジしました。
するとすっかりお客様も少なくなり、印象派の作品を、引きでじっくり鑑賞出来ました。
ご存じかとは思うのですが、念のために…
印象派の絵は最低対角線の2倍、出来れば3倍以上の間隔から鑑賞されると美しくご覧になれます。
出来なければ、眩しい時の目=目を細めてご覧ください!
でないと、筆跡ばかり見えてしまって、本来の美しさが伝わらずに、ご損ですよ。
やはり、日本初公開を含む世界8カ国35館の名作が揃いますと「ザ・印象派」ということで、圧巻ですわ!
光の賛歌 印象派をまとめたビデオコーナーは約12分で上手に説明されてます。
入門の方は無論、印象派大好きの方も楽しめる編集だと思います。
そのコーナーの椅子へ「どっこいしょ」と、座って、「どっこいしょ」と立って、うっとりしたまま、ミュージアムショップへ行ってしまうのですが、レジが混んでいて断念しました。
それでも、おのおのがたぁ~夕方はパラダイスですよ!
文責:京おはるぅ~