アンティークレース展@アンティーク・イリス麩屋町ギャラリー=麩屋町通三条下がる
にて3月5日~16日に開催されていました。
レース大好きの友人を誘って、お店へ伺うのは2度目です。
以前は少し迷ったのですが、今回はすんなりと入店いたしました。
中に入ると「きゃ~」の嵐(笑)無論、心の中なのですが…
今回も素敵な細かい細かいレースが展示されてました。
そして、タイルのコレクションも素晴らしくって、約1時間半の滞在に”きゃ~”は100を軽く越えました。100キャ~レベルでございます。
繊細なのはいうまでもありませんが、状態のよいアンティークレースが、遙々と京都までやって来たプロセスを思いやると、感涙&落涙でございます。
販売もされてまして、友人は珈琲ソーサーを2枚買われました。19世紀の手の込んだ作品で彼女はご満悦です。
時間があっという間に過ぎましたが、レースを制作するには、とっても、とっても、とっても時間がかかります。だから、『時の宝石』とも呼ばれているそうです。
王侯貴族・僧侶・貴婦人とかの一握りの身分が高い人々のステータスだったようですが、産業革命以降からは機械網も盛んになって、市民レベルの婦人の襟を飾るようになるのです。
今では、状態の良いアンティークレースは「額」に保存されて鑑賞の対象になっております。
さてさて、泉屋博古館=<センオクハッコカン>では
「百花のさきがけ 梅の美術展」が開催されてます。
今年は寒かったせいかまだまだ梅が寒中に可憐です。桜も良いですが、”梅”ってモダンにもみえませんか?
今回の企画展は3館連携「松・竹・梅」展。
各館の格別な選りすぐりの作品をシェアーされて、ボリュームアップになっているようです。
展覧会チケット提示で他の2館に2割引きの料金でご入館できます。
・公益法人 黒川古文化研究所(西宮市)
・ 大和文華館(奈良市)
中庭の「梅」の凛とした美しさと、ほのかに香る奥ゆかしさが、企画展を一層盛り上げておりました。
今回、心へドカーンと響きましたのが、雪中遊兎図です。
寒波到来でいつまでも寒いからかもしれませんね…
ぜひ、ゆっくりとご覧くださいませ。哲学の径もお近くですよ!
文責:京おはるぅ~