連日の酷暑が続いていた夏のある日。
そうだ!岡崎3館巡りにしよう!と思い立ち、涼を求めて行ってきました。
地下鉄「東山」から疎水沿いに北上しました。
木漏れ日が素敵なお散歩コース大好きです。
まずは京都市美術館の「バルテュス展」へ。
京都市美術館のエントランスがガラガラですやん…
人気ないのかしら?
おぅ~と、どっこい、館内はけっこうな混みようです。
イヤホンガイドを借りて丁寧にご覧のマダム多数でした。
節子夫人を意識されておられるのか、お着物の方がチラホラとお見受けしました。
バルテュス展、作品群 はどれも、これも”ミステリアス”な世界!
ただ、正直私にはちょっと苦手なタイプの作品たちでした。
まぁ~好みはそれぞれ違っていい ← 相田みつお風
さて、続いてはお向かいの京都近代美術館へ行きました。
こちらでは「うるしの近代」展を開催中でした。
あれ、空いてますやん…
節電ですが、冷房効いてます=素足では無理なレベルでした。
持参した防寒具?で、自己防衛しましょう!
夏バテには、温度差、要注意です。
漆の作品は好物です。
象彦さんの作品も展示してあって、どれもこれも精緻でゴージャス。
近代日本にとって外貨獲得のための工芸品は比重が大きかったのだと、つくづく思いました。
諸外国をはじめ、作品を所蔵している美術館は名だたるものです。
ビクトリア&アルバート博物館や、サンフランシスコ アジア美術館や…アシュモレアン博物館ってどこ?(笑)
ゆっくり、楽しめました。
1Fのフリースペースにある、リチャード・ロングの円の壁画や滝に見える作品はまだお預けですが、また再会の日を楽しみにぃ~
疎水を見ながらベンチにゆっくりされておられる方もおいでです(そのエリアは無料です!)
続いては、細見美術館へ。
こちらは「デミタス コスモス展」。
あぁ~なんて素晴らしいコレクションなの…どれもこれもうっとりです!
コレクションを集めたご夫妻は、ご結婚以来、40年間をかけて作品を蒐集されたそうです。
1ヶ月 に1つ、ご夫妻が相談しながらお買い求めなって、何となんとその数=500点!完品です!
デミタスカップは、その小ささからしても、愛おしいものです。
「このデミタスでチョコレートを飲んだ貴婦人のお手には、きっとレースのハンカチがあったに違いない」
と、妄想族には至福の時でした。
みなさんも、暑いときは涼を求めて岡崎あたりの散策はいかがですか?
文責:京おはるぅ~