京都の大学は素敵な美術館を持っておられます。
~シルクロード研究の原点と隊員たちの思い~
明治ですよ!携帯もデジカメも薄手のダウンも無い時代・・・
若者達の書簡を中心に、セピア色の写真が並んでおりました。
実際使われた鞄や帽子や手帳なども感慨深く、結構長時間滞在しました。
武将を神格化する、当時のプロパガンダが見て取れました。
秀吉も、家康も、狛犬と獅子に守られて、権力者としての面構えが描いてあるお軸が興味深かったです。
鎧や、古文書の数々は、時々学生さん達がお勉強に来られていて、教授からの説明に遭遇することもあって、お徳感満載の博物館です。地下鉄からも直ぐなので、ドンドン行きたいものですね。
花園天皇がおわした敷地内に大学が建設されたようで、発掘して出土した展示物が常設にあります。京都ってつくづく凄いなぁ~と、唸ってしまいます。
今回の企画展は、重文クラスの作品が惜しげもなく展示されてました。繰り返しますが”無料”
都から伝播して、地方で培われた作品が並びます。戦国武将の直ぐ向かい側に大僧正の御影が展示されていて、何ともその対比が愉快でした。前期&後期共に作品の劣化を考慮されているようです。それは作品の多さも関係しているようです。
文責:京おはるぅ~