物には必ず名称があるのですね。
けど、なかなかタイミングが合わないと尋ねしにくいものです。
最近知った、モヤモヤとした名称を3つお知らせしましょう。けど、ご存じの方もいらっしゃるかも?
Q、1 夏姿の僧侶の腕にある竹で編んだもの…なんという?
「余汗」というそうです。
最近では中国産が多くて価格は日本製の3分の1だそうですが、三年も持たないそうです。
このお写真の僧侶の方がお使いの汗除は先輩から頂いたものだそうで、日本製です。
丁寧な仕事がされていて、大変涼しいと仰せでした(笑)
Q、2 多聞天立像の鎧の乳首のところに付いている飾りは?なんという?
「護心」というそうです。
中国の古代の兵士の鎧に付いていたものを、立像に写しています。
他に、広目天立像のも「護心」がついています。
よく見ると、その部分に獅子の飾りがついている立像ものもあります。
Q、3 このお鼻がデカイお面はなんという?
「行道面 王舞」ぎょうどうめん おうまい 猿田彦のお顔さんだそうです。
この仮面が行列の先頭を立って道を清める役目をしたそうです。
「日本の仮面」展を見に訪れた際、京国立博物館のナビゲーターさんが教えてくださいました。
10時~16時まで、イロイロな触れるコーナーで説明を聞く事ができます。
先日は”水流文銅鐸”を触ってきました=レプリカですが、嬉しかったですよ。
紙の原材料も珍しかったし、日本画の絵具を間近で見られてラッキーでした。
勇気を出して、教えてもらって、ドンドン“モヤモヤ”を解決しませんか!
文責:京おはるぅ~