京都芸術センターで開催されているハイパートニック・エイジ展。
20代の若手作家4名による手法の楽しい作品展です。
南ギャラリー前の壁面アートは、川田知志さんの作品。しっくいに植物を描いていますが、実際の壁の寸法を計り、壁作りから2週間で仕上げられたそうです。
南ギャラリー内に展示を行っているNAZEさんの作品は、2014年1月13日からボールペンで日記を書き続けているもの。何より、監視員のジャケットの後ろ側が最高です。ぜひ現物を見ていただきたいと思います。
北ギャラリーと小室の写真作家・前谷開さんは、床下の穴やカプセルホテルを撮影現場とした作品。
そして同じく北ギャラリーの薬師川千晴さん。彼女の作品は、滋賀の土と絵の具を混ぜ、二つ折りにしたシンメトリーのパーツをたくさん作り、倉庫の大きなスペースに置きうねりを作り貼り付けるという手法。相手のジグソーパズルを探すという仕掛けも面白いです。
開催は8月30日まで。
文責:のり憲