堂本印象美術館では「美を創る」というタイトルで、京都市立芸術大学の日本画コレクションを展示しています。
はじめに先生が帝展に出品された作品をパネルにしていただき、その草稿となっただろうスケッチが平行して配置されているため、下絵見るときとは違う楽しみが生まれ、とても新鮮に感じられました。
次に中国旅行の際のコレクションである陶傭は、唐時代のもので京都市立芸大に寄贈されたもので、里帰り公開ということになります。
ほかにも芸大関係の先生方の作品が展示されていましたが、珍しいものが多く、山口華楊先生の青蓮院の楠木はドーンと大きくとても立派です。また、陶芸作品は時代を感じずには要られませんでした。
2月6日から後期展が始まり、作品の多くが入れ替わりますので、再度訪問したいものです。
文責:のり憲