京都人京都知らずの原因は、いろいろあることにやっとこ気が付きました。
信心する神社・お寺などが代々決まっていることも大きな原因の1つです。
実家では八瀬の『九頭竜弁天さん』を信仰してました。
当たり前みたいに何の疑問も持たず、初詣もお節分も家族揃って詣でてました。
壬生寺も吉田神社へも行ってまへんねん!
胸を張ってではありませんが、よそさんを知らんのは(浮気症ではなくて)一筋な気質。
いよいよ、今年は「醍醐寺」へ詣でてきました。
よそさんの「お説分」は初体験です。
11時半くらいにお寺に着きました。ホラ貝の音色がノスタルジックです。
いつも有料のエリアが開放され、
五重塔前には長蛇の列があります?
12時から”おぜんざい”のお接待があるそうで、並んでゴチになってきました。
厚揚げとおだいこ<お大根>のたいたんも「鳥羽甚」さんのお振る舞いでした。
最高気温8度の少々小雨も混じるお昼時に美味しかったです。
地元の方に「 升」を買うと福引きになることなどを教えて頂きまして、お豆入り升を買いました。
黄色の衣を着たお坊さんの有り難いお経は「般若心経」です。
経典をアコーディアオンみたいに広げて、怒鳴るような大きな声!&そのお経を机にパンパン打ちます。
大きな声や、大きな音は邪気を払っているそうです。
その後、年オトコ、年オンナが升からお菓子や、小袋に入れたお豆さんを善男善女にばら撒きます。
黄色の衣の和尚さんも豪快に撒いておられました。
高齢化社会ですが、楽しい黄色い声が聞こえます。
近頃は、ネット社会なのか?お菓子狙いの親子連れも多くなってきたそうですよ。
楽しいイベントにお子さんが多いには、微笑ましくって素敵で すね。
無論「霊宝館」の俵屋宗達の屏風がメインではありますが・・・
期間内に入れ替え有!
桜の頃は大勢の観光客と花粉がてんこ盛りになるので、危険回避です。
厳冬だから独占状態で、ゆったり鑑賞出来ました。
毘沙門天さまが3体もおわして、年代ごとに比較でしました。
ラッキー!
■ 京都宝物館探訪記「醍醐寺」
文責:京おはるぅ~