3月13日まで、アサヒビール大山崎山荘美術館でアサヒビール初代社長・山本為三郎氏の没後50年記念展が開催されていました。
今回の展覧会では特に、民藝の宝物ともいえる山本氏の邸宅「三國荘」が再現されていました。
藍染の庭師半纏は染色家・芹沢銈介のデザインによるもので、今回の展覧会パンフレットやハンコなどにあしらわれた首を見返りのように振り向いた愛らしい鳥は好きになりました。
木工の黒田辰秋によるどっしりとした家具調度品も見どころ。織物の青木五良による敷物は新発見です。
アサヒビール大山崎山荘美術館では多くの講演会を開催されており、4月15日には読売新聞のY's倶楽部メンバー向けのイベント“大人の社会見学”で美術館に程近い聴竹居も見学します。シャトルバスの時刻を調べ、見学後に一度山荘を目指すのもよいかと思います。
ミュージアムショップで販売されているモネの傘も仕様が代わり、よりお手ごろな3,360円というお値段になりました。
ただ難点はクレジットカードがVISAカードしか使えないところ、少し不便です。
文責:のり憲