5月22日まで、京都市内15箇所で「京都国際写真祭 KYOTO GRAPHIE2016」が開催されています。
そのなかでフランス人写真家サラ・ムーンの展覧会が招喜庵と何必館・京都現代美術館で行われます。(何必館は6月26日までの開催)
1941年生まれのサラ・ムーンは、10代でモデルとして活躍し、その後1970年頃から写真家として活動をはじめました。
会場のひとつ招喜庵は作庭家・重森三玲の旧宅であった建物。お庭を鑑賞するには通常電話予約が必要です。こちらに展示されている作品は、土佐和紙にプラチナプリントした作品で、裏打ちをせずに額装された1990年代~2014年の作品です。緻密さがより深いものに感じられます。
なお、招喜庵の床の間では鈴木祥太さんによる真鍮、銅、酸化チタン、緑青で作られた綿毛・アザミの立体作品が同時に見られます。
ぜひ足を運んでみてください。
文責:のり憲