「生誕300年記念 伊藤若冲展」を細見美術館へ見に行ってきました。
京都新聞購読者向けの登録制クラブに入っていると無料で楽しめるんですよね。新聞と一緒に入っていた冊子に展覧会が紹介されていました。細見美術館さんは一年になにかしら特典を知らせてくださり、ありがたいサービスです。
展覧会の内容については、何度か拝見しているものが多く、知っていました。
11匹の虫が描かれている「糸瓜群虫図」の箱書が、実は富岡鉄斎のものだったとは、びっくりです。
そして「里芋図」などに見られる墨の大胆な表現は、あっぱれ!そのものです。
若冲ゆかりの京都の寺院と若冲の弟子たちの作品は後期に入れ替えされるので、また後期展に行く楽しみがあります。
同じ展覧会を何度も楽しむのは時間の無駄のように若いころは考えておりましたが、堂本印象美術館しかり、一度楽しんでから再び訪れると、再発見も多くそれがまた喜びとなっています。
文責:のり憲