細見美術館で開催の「伊藤若冲展」後期展に行ってきました。
前回開催されていた春画展とまではいきませんが、多くの来館者で混雑していたため、あまりゆっくり楽しめなかったのが現実です。
後期展では後半の若冲とゆかりある京都の寺院からの作品が入れ替わりました。
また、弟子の白歳が描いた羅漢図には、なぜか「曽我蕭白筆」とかかれているのも見者でした。
京都市内とはいえ、来訪してもなかなか作品などはお寺ではみせてもらえません。しかし、深草にある石峰寺では、毎年若冲忌に虫干しを兼ねて作品が展示されており、今年は9月10日に訪れるととても近い位置で作品を楽しむことができます。
石峰寺では若冲の五百羅漢めぐりもできます。しっかり虫対策をしてお出かけしてみてはいかがでしょうか。
文責:のり憲