京都2016野外彫刻展を見に、京都府立植物園へ行ってきました。
北門から中に入ると、なんとたばこコーナーのところに机があり、チラシとアンケート箱が置いてあるのみでした。申し訳なさそうに立て看板は一枚置いてあったのですが…これは身内だけが見に来るイベントなのですか?
正門のくすのき並木に係員が2名ほど配置されていましたが、これならせめて1名ずつにするか文化ボランティアの協力を仰ぐかしてほしいものです。作家たちになんだか悪くなりました。
京都彫刻家協会では2015・2016年版冊子も準備され、招待作家4名以上に野外ならではの緑に溶け込む作品は、あの日展でのギューギュー詰めの展示室から飛び出した、フレッシュな楽しいものでした。
作品のスタンプを作ってスタンプラリーを開催するなど企画があれば、作家ともより近づけるかと思います。植物園へ来てプラスαをもらって得した感じを受けます。
芸術に力を入れている石川県・金沢市では、町の通りにも彫刻の森散策コースがありPRもされております。
京都も作家の努力がかたちとなり、もっと広報をがんばっていただきたいところです。
文責:のり憲