京都の高島屋にて、16日まで「ガレとドーム展」が開催されています。
新聞やチラシなどで多くの作品が紹介されていますが、ライトの影響なのでしょうか、写真と本物であまりに感じが違い、作品を探すのに苦労してしまいました。
特に、バッタの花器などは、耳の部分が色鮮やかで美しい作品なのに、光で色が見えません。その上チケットに掲載されているかたつむりの作品は会場の奥、隅のほうに鎮座していました。
しかし、今回の展示で好きになったのは、ガラスらしいの輝きを放っていた透明な内側に、金色で模様が描かれた作品です。透き通った、純真な正月ふさわしい気持ちにさせてくれました。
この展覧会の展示品は、日本人コレクターの秘蔵品で、初めて目にするものも多く、現場でなければ大きさは伝わりません。ぜひ美しい世界に足を運んでみてください。
文責:のり憲