4月29日~8月6日まで、京都国立近代美術館で「ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」展が開かれています。
ヴァン クリーフ&アーペルは年に1度1都市1美術館で展覧会を開催しており、今回京都国立近代美術館がそれに選ばれたのです。
ヴァン クリーフ&アーペルのハイジュエリーの特徴は、宝石を支える爪を表から見えないように施す技術「ミステリーセッティング」。
これに対し、日本で明治時代につくられた超絶技巧の作品、12代西村總左衛門の孔雀刺繍屏風はまったく見劣りしません。
後半には重要無形文化財保持者の森口邦彦さんや、志村ふくみさん、北村武資さん、服部峻昇さんといった現代日本最高峰の技の粋を集めた作品がありました。
なお、7月1日~8月5日の金・土曜日は21時まで開館するほか、祇園祭に合わせて7月17日(月)も特別開館となります。この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
文責:のり憲