中信美術館は、入館料無料な上作品が生で鑑賞できるとても素晴らしい美術館です。
特に現在は、京都美術文化賞受賞者作品展が開催されています。
1988年から30年間にわたって開催されているもので、今回は歴代の作品が3期にわけて展示されます。
第1回~10回までの受賞作品の展示は6月25日に終了し、~20回までを対象とした中期は7月16日まで、21回~30回までを取り上げる後期は7月21日~8月6日の日程で行われます。
展示には工芸から現代美術写真まで、さまざまな分野から名前を聞いたことのある方の作品が出ています。
ありがたいことに、全90作品を図録にまとめられており、来館者は無料で頂くことができます。
今回の展示作品のうち、截金の江里佐代子さんの作品はいつ観ても感心するばかりです。また、版画家の木田安彦さんの三十三間堂は、デザイン的でずーっと見ていたい作品です。
高貴には陶芸の八木明さんや日本画の畠中光享先生など、現在も精力的に制作されている作家さんが目白押しです。
暑い夏、クールスポットとして出かけてみてはいかがでしょうか。
文責:のり憲
http://www.chushin-bijyutu.com/exhibition.html