京セラ美術館では「維新の夜明け」展が12月3日まで開催されています。
鳥羽伏見の戦い150年を記念した展覧会となります。
下鳥羽の小板橋近く、今は公園となっている場所がありますが、ここは日本史に出てくる戊辰戦争始まりの地。それも、正月1月3日から始まったのです。
会場には現在の地図に当時の伏見番所などの位置が添付されたものが展示されていました。
また、伏見の城南宮には当時の合戦日記なども残されています。
何よりも目を引き寄せるのは、鮮やかな錦絵です。その絵の中に描かれている鉢振や砲隊旗の現物が、すぐそばのケースに入って展示されているのです。よくぞ残った、と感心するばかりでした。
関連イベントとして参加無料・申込不要の講演会も予定されています。
参加しやすい企画ですので、時間ができたら覗いてみてください。
文責:のり憲