便利堂のコロタイプについては京都国際写真展で説明を聞いておりましたので、さっそく行ってきました。
インキの強弱表現は高い技術力を要します。
しかし明治に日本に入ってきたコロタイプ印刷は、効率の悪いものでした。
1972年に制作された高松塚古墳壁画の原寸大複製が展示されていました。
法隆寺金堂壁画は京都工芸繊維大学のギャラリーで以前拝見していたので、感動は少々少なかったです。
複製事業の大切さについては、日本書紀の中で異伝を引用する際は『一書曰(あるふみにいわく)』と一字下げて表記しているところが紹介されており驚きました。
今回は入場者特典のWキャンペーンで、文化博物館のミュージアムショップでスタンプをもらってから便利堂のショップで買い物をすると10%の割引をしてもらえる上、スタンプを集めるとコロタイプ印刷のポストカードと一筆箋をいただけました。
文責:のり憲