京都芸術センターでは4月8日まで「生業ふるまいチューニング」展が開催されています。
ギャラリー南では小出麻代さんの作品を展示しています。漂着物の石を69カットでスライドに映したものや、鏡などいろいろなものを合体させてその空間を楽しむもの、カットプリズムの下に写真を張った作品を図書館の本の間に忍ばせたものなど、遊び心を誘う内容となっています。
ギャラリー北では堀野潤さんのシルクスクリーンでカラー着色した作品が高いところに配置されています。指紋も嫌うような繊細な作品から、どんなことが伝わってくるのでしょうか。和室にも同じ赤い作品が斜めにもたせ掛けられ、丸いアルミに着色したメダルがばらまかれています。
正解のない現代アートの鑑賞、ぜひ亜頭をフル回転させ、想像の翼を広げてみてください。
関連企画も多く、ナイトミュージアムや堀野潤さんによる音楽祭などが無料で開催されます。
また、4月7日には申込制でクロージングパフォーマンスも行われます。
現代アートを食わず嫌いせず、多くの方に自由に参加願いたいものです。
文責:のり憲