4月15日まで開催されている「ターナー 風景の詩」展へやっと行ってきました。
その前に、会期中に行われている2つのワークショップにも参加していたのですが、展示を見る時間が作れず今になりました。
ワークショップの一つ、3月25日の鵜飾先生による写生会ではターナーの写生技法を体験させていただいていたので、現物を見た時にキャプションの説明を読むとその技法がどの場面で使われているのかを確認することができました。
特にスクラチングアウトという技法により絵の表面を削り白い紙の質感を生かしている作品が好きになりました。
何より、今回の展示作品のうち『波の習作』(38)と『海岸で救難作業をする人々』(41)は個人蔵ですから、よほどでなければ再び観る機会はありません。
3階で展示されている郡山市立美術館から出品されている版画。小さい作品なので、ルーペを使って見ようとすると注意を受けてしまいました。作品を拡大したパネルを作っておいて欲しい気持ちで会場を後にしました。
文責:のり憲