彫刻家・坂田源平さんの展覧会が、今年も蔵丘洞画廊で開催されました。
初めて坂田さんの作品に出会ったのは「木津川アート」です。
同時期に三沢厚彦さんの木彫が注目を集めていましたが、坂田さんの作品は作品の大きさも表現も全然違っていました。目の表現はよく似ているように思います。
マスコットにしたくなるアンバランスな姿の動物たちは、子供の粘土細工のような感じが“かわゆい”一品です。
今年の作品は以前よりサイズが大きくなりその上表面の仕上げが陶芸のような感触を思わせる木彫作品です。アートフェアでは作品が完売するほどの人気であり、図工の教科書にも作品が採用されている作家です。ぜひ機会があれば実物に会いに行ってみてください。
文責:のり憲