京都シネマで上映された映画「フジ子・ヘミングの時間」を観覧しました。
多くの人が詰めかけ、11時40分の上映前には既に次の時間のチケットを求めている人がいました。
映画なのに、コンサートのサビを何曲も楽しませていただき、東京でのコンサートの場面ではまるで会場にいるようでした。また、小松監督が2年密着されたというドキュメンタリー映画としての良さも十分あります。コンサートとドキュメンタリーをWで味わえて2倍の価値がありました。
フジ子さんが青山学院高等女学部2年生のときに書かれた絵日記の筋書き通りに進められていたのですが、この絵日記は書籍化されているそうでその本を読みたくなります。
その上、ベルリン留学時の大家さんお母さんが学生時代に暮らしたアパートなども登場し、外国は古き良き建築を多く遺しているなと感じます。日本人も見習いたい姿勢です。
また、ホームレスや動物愛護団体への寄付など考えさせられる点も多くありました。
上映は8月24日までです、ぜひ足を運んでみてください。
文責:のり憲