念願の東山魁夷展に、行ってきました。
本当の「あお」に出会う とサブタイトルがついていますが 出会うというよりは、魁夷の色の世界に浸って、染まりきってしまいそうな展示の数々でした。
「道」は、いつの間にか自分がその道を歩いているような錯覚におちいりそうな、本当にお気にいりの一枚です。
京洛の四季をはじめ京都を描かれたところでは、やはり足を止める方も多く、みなさんそれぞれの思いにひたっておられるようでした。
「あぶり餅」が、前期のみの展示で、拝見できなかったのは残念でした。
白馬のシリーズでは、ジブリを連想してしまうのは、私だけでしょうか?
唐招提寺の障壁画は、建具として、その場に居合わせているかのように、工夫された設営は、ほんとうに素晴らしいと思いました。
音声ガイドの爽やかな声と、音楽を聴きながら、魁夷の世界に浸りきるという至福のひとときを過ごすことができました。
文責:インディゴブルー