平日にもかかわらずチケット売り場から長蛇の列が東山魁夷の人気の高さをあらわしています。
会場の中も凄い人ではありましたが、秩序よく絵の前に人だかりができていました。
最初の1枚目から、東山魁夷のあの青が朦朧とした画面を埋めていました。
思わず、凄いと、声に出してしまいました。
そこから始まる東山魁夷の世界、
白い滝に分断された青い山、朧な月、朱に染まった秋の山。
北欧の旅では湖に映る木々。
雪の世界、
そして晩年にはスケッチ旅行がままならなくなり、頭の中のイメージを描いた風景。
緑の木立に白い短い足のかわいい馬。
東山魁夷が現れた絵です。
90歳で亡くなる前に描いた風景にも星と謎の4本の木。
全て感動の連続でした。
ただ、少々疲れたかなあ。
文責:虹のSIKA