チケットを頂いたので、何必館の「いま、又、吉田カツ」展へ行ってきました。
フジテレビの目玉のロゴイラストを描かれた作家さんといえば馴染みがあるかと思います。
兵庫県の篠山氏にUターンされ、アクリル絵の具で絵を描かれてきました。2009年にも何必館で展覧会が開催されて今いしたが、その際は館長さんの熱い思いでこぎつけられたものだったそうです。
作品も大胆でエロスを感じられるようなものもあり、パンフレットにもなっている「或る山」は真っ赤な内側から女性の顔が浮かび上がっているようにも見えました。
作品集には自筆の言葉が添えられており、どれもとても自然でつい読みふけってしまいました。
2011年に肺気腫のため72歳で逝去されたとのこと、とても残念に思われます。
色合い、特にオレンジなどの暖色は現物と印刷では大変異なりますので、ぜひ自分の目でご覧いただきたいです。
文責:のり憲