「明治150年記念 日本が動いた時」という展覧会が虎屋京都ギャラリーで開催されています。
展示品はフランス国立ギメ東洋美術館の「明治」写真コレクション。1870年撮影の東京の洋食の名店・上野精養軒に始まり、内田九一氏の「昭憲皇太后」や神戸・横浜・銀座・大阪の鉄道駅、そして京都人なら目が釘付けになるであろう仁和寺の正門や京都御所・三条大橋・六角堂。ケースの中には桑田正三郎氏撮影の京都駅の写真があり、こちらは1880年頃のものということでした。
手彩色コロタイプアルバムに収められた保津川の様子など、写真に興味のない人でも十分楽しめる写真展でした。
入場無料。関連展示も二条城や平安神宮、蹴上のインクラインなどでも開催されているようです。
文責:のり憲