京セラ美術館で開催されている第3回日本陶磁協会奨励賞関西展に行ってきました。
去年は福井・石川・富山で開催され、2016年から地域の陶芸作家の発掘と陶芸文化振興のため、北海道から順々に各地の作家を紹介されています。
今回は会場の京セラならではのファインセラミックを使った茶器や玉璽が入口のケースに展示されていました。
骨描き技法を使った薩摩焼の手法は、言われないとわかりません。
総点数93点の中には、以前の協会賞の大御所・坪井明日香先生をはじめ、清水六兵衛先生や八木明先生、青磁の「狐」で知られる深見陶治さんなど、見覚えのある作品が並んでいました。
伝統工芸展と朝日陶芸展の中間的な陶芸作品を楽しむ方ならずっと居たい空間になっています。ぜひ伏見まで足を運んでみて下さい。
文責:のり憲