1月27日に、染・清流館で開催された中井貞次先生のギャラリートークに参加してきました。
現在、イメージを染める 中井貞次の世界展が2月17日まで開催されています。
会場に入ると既に椅子席は満席で、全国から多くのファンが元気な先生の生の声が聴けると思い出席されていたのかと思います。
急遽前のスペースや隣のスペースにも多くの方が入り会場を埋め尽くしての開演となりました。
トーク中はずーっと立ったまま話は途切れず…
先生自身も自分の作品が一堂に見られる機会は少ないそうで、国立近代美術館所蔵のものや、日展特選に入った「集積」「間の実在」とは久々の対面とのお話がありました。また、美術研究踏査でヨーロッパに研修の旅に赴かれた話で盛り上がりました。
先生ならではのデザイン、藍の濃淡の表現はぜひ実物を見て欲しいの一言に尽きます。
京都芸術センターの隣の会場なのに、入館料も安く全国的にも珍しい染の美術館です。京都だからこそ足を運んで欲しいものです。
文責:のり憲