京都大丸6階のミュージアムで開催されたヨシダナギ写真展に行ってきました。
ヨシダナギさんは世界各地の少数民族を捉えた作品で注目される写真家。
民族衣装を着る人が少なくなった今、少数民族の姿を追い求めた作品は価値があると思います。
昆虫の頭だけを使った帽子を被るカラム族、黄色の化粧をしたフリ族、“スケルトンマン”と呼ばれる骸骨のような姿のオモマサライ族はパプアニューギニアの民族。インド北部のナガ・サドゥは面積の小さいふんどしと長い髪・髭が特徴です。ブラジルのエナウェネ・ナウェ族は一時54名まで数を減らしましたが政府の保護を受け今では930名まで回復したそうです。
どれも色鮮やかな作品で、会場はとても華やいでいます。その上、撮影の裏話がとても楽しく、子どもたちも退屈せず多くの人でにぎわっていました。
文責:のり憲