9日まで開催のバーナード・リーチ展を見に、大山崎山荘美術館に登ってきました。
京都国立近代美術館での河井寛次郎展のショップで、戦後のリーチ先生と民藝の仲間たちの旅日記の本が紹介されていたのを目を通したところでしたので、展示作品はそのまま旅をしているかのようでした。
他にも、濱田庄司先生とセントアイブスに向かう様子も出版されており、先生の鳥の絵やフクロウからは愛着を感じます。
大分県日南市鹿田や、舟木道忠さんの松江市玉湯町布志名など日本中を講演し、夜の宴会の間に作品作りをするというとても強行軍な旅をされていたようです。
特に今回は、大坂ロイヤルホテルにあるリーチバー、吉田五十八設計のパネルが置かれていて、民芸の空気が伝わってきました。
また、地中館にあるモネの睡蓮とは同じころに描かれたアイリスが隣に置かれていて、見比べてしまいました。
文責:のり憲