5月29日から京都髙島屋で春の院展が始まりました。
今年の解説は宮北千織先生と村岡貴美男先生による興味深い美術展の見方のお話からスタート。
その後、東京芸大での手塚先生の指導についてのお話(スケッチを一緒にして見せてもらえた思い出話)などを伺い、先生方の人柄が伝わってきました。
清水由朗先生は、製作過程についてその工夫から月の出の表現についてのお話を伺い、特に地球からの照り返しの話は聞かないと順を逆に見るところでした。その上、各自の作品についての思い入れや、今年のNO.1、2の審査の裏話などを聞くことができました。
初日ならではの特典を求め、多くの方が楽しまれていました。
開催は3日まで。日展とは違った、日本画の例年の変化を味わえます。
若い作家も多く、6階の画廊では小作品も発表されていますからダブルで感動できるのではと思います。
文責:のり憲