大丸ミュージアムで10日まで開催の日本伝統工芸染織展に行ってきました。
現代にこんな高価な着物を着て市中を歩ける人は凄いとしか言えない!
眼の肥やしとして見てきましたが、柄が現代風で大胆としか思えない。
羽田登さんの「峡北桂川」や、北村武資さんの「鱗菱」は目がとまりました。
北村さんは6月8日に、9日には森口邦彦さんの列品解説も行われます。(30分程度)
出口近くには、江戸小紋の制作過程を紹介するビデオも流れていましたが、昔の映像で少し現代社会とは別世界にいるようでした。呉服離れで室町の呉服店も厳しいということがひしひしと伝わってきました。
伝統工芸を地盛大に残すには何をしなければならないのか、考えさせられる展覧会でした。
文責:のり憲