青銅器関連講座「書のはじまりー中国古代の文字・金文の世界-」
6月1日に行ってきました。
講師は山本尭学芸員さんです。
京都弁で云うところの長身で”シュー”とされてるセンセです。
「金文に「触れる」ー中国古代文字・金文入門」
※写真はご本人より掲載許可済
実際、福岡芦屋釜の里へ出張されて試作されました。
その型や金文を惜しげも無く受講者は触らせてもらえました。
ラッキー!素晴らしい体験ができましたよ。
ますます、古代の文字の制作課程への妄想が膨らみます。
凹の金文は、型では凸で整形されるのです…
電気もガスも、ハズキルーペも無い(笑)3000年前に…
文字「革説」「文字紙縒り風粘土紐説」など諸説有り!
今回、シューとされてる山本学芸員が新説を仮説から実験段階へ!
注目し、古代の謎にはまる予感ありありです。
6月15日には「鋳物としての金文」泉屋博古館 廣川 守館長が、
6月29日には「漢字の生命力ー甲骨・金文はいかにして現代まで生きのびたか」小南一郎 泉屋博古館名誉館長・京都大学名誉教授が、それぞれ登壇されます。いずれも当日先着100名まで。
日本の書展ならではの素敵なコーナー発見です。
筆も乾いたら消える用紙やお手本、書に親しむ体験が出来ました。
ワークショップ「鋳物体験―古印を作ろう」は6月8日(土)の10時・13時・15時に開催。
空き状況により当日受付も可能だそうです。
文責:京おはるぅ~