ギャラリー宮脇で開催のヨルク・シュマイサー展に行ってきました。
2日まで奈良県立美術館で「終わりなき旅」も開催されていたヨルク・シュマイサー。ドイツに生まれ、1968年に京都市立芸術大学を卒業、その後はドイツと晩年のオーストラリアで過ごした変化にとんだ人生は版画にも表れており、色々なものを重ねた構図が胸に迫ってきました。
ギャラリーでは南極の氷山をモチーフにした作品が迎えてくれ、素男氏感じが違いますがとてもスッキリした感じがしました。
奈良東大寺を描いた作品など日本での思い出も多く、今も高取町には車木工房があり、版画を楽しむこともできます。
京都市立芸術大学の先生方の展覧会がギャラリー@CKUAなどで発表されていますが、その多くの技量を市民に公開する講座など、発展を希望します。
文責:のり憲