龍谷の至宝展@龍谷ミュージアムへ行って来ました。
本展に展示する「縮象儀」の保存・修理に関わられた
下出蒔絵司所三代目・下出祐太郎氏
13:30~14:30ギャラリートーク特別編
『龍谷大学図書館所蔵「縮象儀」の漆工芸技法について』
先着40名のお席です。
最前列にお席確保!
須彌山世界感をからくり儀右衛門が制作
=芝浦製作所の創業者
まず、「縮象儀」って何?
「須彌山世界感」?と、思いませんか?
謎は深まる…
もう一回、ギャラリートークに行ってみようかな?
興味ムクムクで行ってきました。
保存・修理に関することがよく理解出来ましたよ。
漆は東アジアでのみ収穫出来ること。
6月~10月傷を付けてそこから樹液を収穫
1本のうるしの木から150~200cc!
↑少ないでしょ!
貴重なのはこれでよく分かりました。
チャイナ=景徳鎮
japan=漆
と、欧米で珍重されたということは存じてます。
研ぎ出し鏡面仕上げの漆黒がライターにありました!
<螺鈿>
オリジナルは、薄貝(0.09ミリ)えお使った青貝技法
裏打ちとして銀箔を貼った白蝶貝を貼る
その上から黒い漆で数回塗り固める
貝を研ぎ落とさないように慎重に研ぎ出す
仕上げは同一平面となり、引っかからない。
白い発色が期待される。
糸鋸では無くて、細かく針で整形するそうです。
↑とっても、とっても薄いのですって…
知らないことをお勉強するのは、楽しい事です。
~前期・後期と出品は入れ替え有
文責:京おはるぅ~