10月11日まで中信美術館にて「錦秋の季節に」が開催されています。
地下鉄車内に三輪晁勢先生の「滝の白糸」が描かれたポスターを目にされている方もいると思います。
三輪先生は堂本印象の妹・ミツさんが奥様で息子さん晃久さんというご一家。
今回の展覧会では美術館1回正面に「滝の白糸」、右側に印象先生の作品が並んでいます。
そのまた右には山本倉丘の「柿」があります。彼も妻が印象の妹であり、印象は義兄にあたります。
2階北側には平山郁夫、後藤純男、上村松篁の大御所から、濱田観・昇児親子の作品もあり、師匠が誰なのか、会派はどこか、京都絵画専門学校の仲間、京都市立芸術大学になってからの後輩などが並びます。
紅葉に色づく日本画に数点だけ洋画がある中信美術館のコレクション展。
秋をテーマにした数々の作品、無料の美術館で楽しんでください。
文責:のり憲