仁和寺に学ぶ文化の継承 観音堂落慶記念講演
第3回 国宝 三十帖冊子の歴史と修理
に、行って来ました。3回に分けてのレクチャーでした。
毎回、素晴らしい内容でしたが、今回のが1番!
京都国立博物館の敷地内にある「松鶴堂」その専務取り締役・技師長・袴田尚志氏が登壇。
修理に使われている、紙、道具、トレースした紙の展示有。触れてはなりませんが、紙は触ってもOKです。その展示の参考資料があって解り易いのです。現状維持の修復の大変さや、後世に伝える使命など感動しました。
丁寧に、丁寧に『空海さん』の時代からの思いも込めての作業!
また、製本は国産か?中国産か?そ再編成もされているとかで、まるで”科捜研の女”さながらの謎解。デリケートな修復をされているので、素人に如何にしたら伝わるか?
パワーポイントを駆使して、手順など臨場感バッチリでした。
今年は「仁和寺」がホットですぞ!
9月7日~11月24日(日)幻の観音障壁画初公開
一般1000円 高校生以下無料(次世代への文化支援)
9:30~16:30
文責:京おはるぅ~