10日までギャラリー素形で荒木志茸乃展「GOUN 五蘊」が開催されていました。
会場は室町二条下るにある菓子店奥のギャラリーで、知る人ぞ知るスポット。春のKYOTO GRAPHIE 京都国際写真祭の会場にもなっているので、お分かりの方もいるかと思います。
会場では、私を一枚一枚染めた森のイメージを作っているところに、こよりで自分のこよりを結ぶという楽しい体験がありました。
「五蘊」は仏教でいう色(肉体)、受(感覚)、想(表象)、行(意志)、識(認識)のことを指し、絶えず変化する仏教の教え、固定観念に縛られず自由に表現を楽しんでいながら観客を引き寄せる力強い作品でした。
展覧会だけでなく作家の個性を感じる今回のような元気を頂けるギャラリー巡りをしたいものです。
文責:のり憲