大丸ミュージアム京都では、2018年に惜しまれながら92歳で亡くなったかこさとし先生の展覧会「かこさとしの世界展」が18日まで開催されています。
会場入口では、美術史家の辻惟雄先生との対談映像があり、若き日に紙芝居を作った思い出話に花お咲かせられていました。
珍しいものでは、かこ先生の自画像がありました。
また、びっくりするのは絵本「とこちゃんはドコ」の下絵。沢山の人々が何時間もかけて構想を練り仕上げられたことでしょう。
京都らしい祭りを取り上げられた作品は初めて目にしました。
だるまちゃんシリーズもこんなに多くの作品が出ていたなんて知らず、ついつい読んでしまっていました。福音館の「かがくのとも」もあり、懐かしくなりました。
「ハハハのはなし」は何度も子供に読み聞かせしました。なんだか子育てを振り返るひと時になりました。
ぜひ童心んかえってかこ先生の世界に浸って下さい。辛いことも笑い飛ばす元気が出ます。
文責:のり憲