龍谷ミュージアムで秋季特別展「日本の素朴絵」が11月17日まで開催されています。
11月2日にスペシャルトークがあり、愛知県豊田市の観音院に伝わる鈴木猪兵衛筆の「仏伝図」について、釈迦の一生についてどれがどの場面を表現しているか、四門出遊の話を伺いました。
今回のヒットはSobo-Quiz。しっかり解説を読み、「現存する円空仏は5400体」と少し記憶に残る問題は素晴らしいものでした。
また、ゆる~いワクワクした作品の中でも、京都国立博物館のマスコットにもなった尾形光琳筆の「竹虎図」もありました。
私が好きなのは、「雲水托鉢図」。リズミカルにやってくる雲水が過ぎ去る可愛らしさは何とも言えません。
久々に蔭涼寺の木喰仏も見ることができました。こちらのお寺は現在誰も住んでいない無住の寺となり、拝観予約をすると別のところから住職がやってきて昔見せてもらった思い出がよみがえりました。
珍しい物では、大きな埴輪の力士がありました。これが葬儀に私用されていたとは驚きです。
「ウフフ」と笑いたくなるような展覧会です、ぜひお出かけしてみてください。
文責:のり憲