12月8日まで茶道資料館で「三冊名物記」展が開催されています。
まずお茶は堅苦しいイメージが先行して美術館になかなかいかなかったり、特に今回のタイトルのような古文書は読めないので楽しめないと考えてしまいます。
しかし今回は、展示される三冊名物記に描かれている茶道具の現物が一緒に展示されているのです。
この本は写本で、昔は写した人が好きにタイトルや著者名をつけたりしていたそうです。江戸時代中期に書かれた茶道具の名物記で、大給松平乗邑(おぎゅうまつだいらのりさと)が編著に関わったとされており、伝来や形状、寸法、付属品まで書かれています。
入館料でお菓子やお茶もいただけるので、ぜひ体験してみてください。
文責:のり憲