京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで2月2日まで「ジョーン・ジョナス」展が開催されています。
私は昨年新聞で見た12月にロームシアター京都で行われた京都賞の芸術パフォーマンスで、地球温暖化による環境破壊を告発する「リアニメーション」でジャズピアニストの生演奏と共に展開されたジョナス氏の詩の朗読の空間に引き付けられたのですが、残念ながら現地には参加できなかったので、今回楽しみにしていました。
今回、入口に水滴に覆われた山々の映像が流され、彼女の世界を体感することができます。
2018年の京都賞(思想・芸術部門)を受賞した彼女は80歳を超えていますが、スクリーンで踊る姿からはパワーが伝わってきます。能や歌舞伎の公演にも足を運ばれ、その所作や能面を取り入れた作品もあります。
日本人としても伝統の大切さが伝わり、常にアンテナを高く上げ向上心を持ち続ける必要性を痛感しました。
文責:のり憲