思文閣京都本社で開催された「黒田征太郎・泰造 兄弟展」に行ってきました。
片方が絵、片方が陶芸を制作されています。
船のモチーフを主体に表現されていて、その船が大海原を進む力強いイメージが伝わってきます。何気ない線が目を引き付ける強い作品。部屋に一つ欲しくなります。
それに対して白化粧の陶芸はピーンと空気が澄んだ感じを受け、兄弟でこれほどまでに違うものかと感心してしまいます。
しかし、二人展用に用意された壁面のデザインは、どの作品が兄・弟のものなのか区別がつきません。
ギャラリーでの展示は短い期間にはなりますが、入場無料かつ直に写真も撮影できるのは嬉しいことです。
文責:のり憲