安田知司さんの個展『-Universal Gravitation-』へ行ってきました。
きっかけは、京都であそぼうスケジュールページで見た絵でした。
安田さんのサイトのトップページにも一覧で出ている『tsukuru』という絵です。
巨人の女の子(?)が何かを作っている絵です。
その絵の中のすこーんと高く、深く、突き抜ける青空に強く惹きつけられて…。
さて、個展が開催されているギャラリーSTUDIO SOARING BIRDSさんへは自転車で向かったのですが、たどり着くまでにいろんな通りをぐるぐる廻ってしまいました。
地図通りに走っていたつもりなのに!
この日の気温は28度、かなり汗ばんできた頃にやっと見つけることができました。
「ギャラリーはこの奥なんやろか?!」と挙動不審気味に入口を入っていったところで、奥から出てきた男性に声をかけられ…と、その男性が安田さん!
ギャラリーではお茶とお菓子まで出してくださり、2階のソファに座ってお話も聞かせてくださって。
心地よい風が吹き抜ける町屋作りのギャラリーは、まるで知り合いのおうちのような居心地ですっかり長居してしまいました。
残念ながら『tsukuru』は展示がありませんでしたが、大きな街の絵(これもまたとても青空の絵!)がありました。
青空と、そよぐ風、窓の外の光。
ちょっと夏を先取りした気分に。
安田さんの絵は「にょろっ」としたタッチが特徴。
安田さん本人もその「にょろっ」がいっぱい集まって、その集合体によってひとつの絵になる、ということに面白みを感じているそうです。
また、手のひら大の蟻の造形をたくさん使った作品も制作されているということで、今後その作品が展示される時には是非とも見に行きたいと思いました!
お出かけをするのが好きです。文章を書くことが好きです。 お稽古事で観世流仕舞を習っています。 京都在住15年目、2013年9月から市内でシェアハウス生活を始めました。 (旧PN あんこ) 「私の目で見る京都」をお伝えしていけたら、と思います。